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愛してるからこそ...
第25章 対決の日に変更された


帰ってから朱里が飯を作ってる間に
あることをするために部屋にいた。


「葛城今いいか?」

そう。頼もしい弁護士の葛城に話をするため。

『どうしたの?
今香澄と居酒屋にいるんだ。』

こいつらも公私共にいるが仲がいい。
俺と朱里もそうだけど…

「お楽しみのところ悪いな。

お前大学で一緒だった野々村玲香覚えてるか?」

『えーっと、あ、あの派手な?!』

「そうまた色々あったんだよ。
もしかしたらお前の力借りるかも...」

『何があったか知りたいから週末飲みに行こうよ。
田村も誘って。』

「分かった。また連絡するよ。」

そう言って電話を切りリビングへ行くと
晩ご飯がダイニングテーブルに並んでいた。

ソファーには浩輔さんがいて
キッチンにはお父さんが朱里と料理をしている。
降りてきた俺を見てビールは冷蔵庫ねと
言われたから冷蔵庫から一本出して
浩輔さんとテレビを見ていた。


『今日何かあった?』

浩輔さんに聞かれてドキッとした。
いや、帰りが早かったからと言われたから
ただ早く終わっただけだと言っておいた。


朱里を泣かせたなんて知れたら
怒られるからな...



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