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愛してるからこそ...
第26章 最愛最強の嫁
「ありがとうございます。
公私共に支えてくれる人がいるので。」
『っ!
それより写真みた?
話したいことがあるのよ。』
「奇遇ですね。
私もあなたとお話したいことがあります。
本日19時に近くのアンナに来ていただけますか?」
『あのカフェね。分かったわ。』
「では...」
そう言って電話を切りため息をついた。
林にため息つくと幸せが逃げますよ?と
女みたいなことを言われて睨むと
仕事ー仕事ーーと戻って行った。
俺は朱里にLINEをする。
【野々村から外線で電話があった。
今日の夜話をする。詳しくは後で。】
しばらくしてからの返信に
少しだけ恐怖を覚えた...
【おーー?!来たのヽ(`Д´)ノ
覚悟しとけって伝えて怒`-з-)=3】
いや、もう電話切ってるし
そんなこと言えるわけねぇだろ...
どんだけ気合い入ってんだよ…
一緒に話し合いするのが怖ぇよ。
そんなことを言いつつも
忙しいと時間が経つのが早くて定時になり
一時間だけ残業し
少し遅れてアンナへと向かった。
店に入ると一番奥の半個室に野々村が居た。
だから朱里と手を繋ぎ席へ行くと
朱里への敵対心を剥き出しにした野々村がいる。