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第26章 最愛最強の嫁

帰りの車の中朱里があの定食屋に行きたいと
言ってきたから定食屋に行くと臨時休業と
紙が貼られていて朱里はガクッと
残念がっていたから朱里が好きそうな
パスタが美味しいところへ連れていった。

その移動している車内で野々村から
浩輔さんの会社の人って
どうして分かったか聞いてみた。


「正人が忘れ物して届けてエントランスで
会った時にどこかで見た気がして
凄く考えたらお兄ちゃんが会社の飲み会で
撮った写真にいた気がしたの。

だからお兄ちゃんに見せてもらって
お兄ちゃんにいろいろ聞いた。

何かあったのか？と聞かれたけど
今日会社の前で見たのーとだけ言っておいたの。」


なるほどな。
お前の記憶力はすげぇな。

女はみんなこうなのかと思う反面
朱里が一緒にいてくれて良かったと思った。

俺だけだと諦めてくれなかったかもしれない。
朱里のファインプレーだ。


話をしながらだからすぐに着いた。
朱里はクリームパスタ
俺はミートソースパスタを頼み
ここは焼きたてパンが食べ放題。

運転があるから飲めなかったが
朱里が嬉しそうだったからよかった。


帰りに違う店に行きお父さんと浩輔さんの
中華の持ち帰りを注文し家へと帰った。