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愛してるからこそ...
第33章 ファン登録御礼SS〜朱里の想い〜


「嫌そうだね。」


本当に嫌そうな顔をしているから。


「嫌に決まってんだろ。毎回女の事でグチグチ…

最近なかったから女でも出来たんじゃねぇか?!」



正人は愛咲の頬をツンツンとつついてリビングに行こうと部屋を出る。
私も一緒に出てご飯を準備。



「明日はお昼瑞穂と遊んでくるよ。私明日有給だから。」


そう。今日は本当は日曜日だから休みだったはずなのに仕事していた正人。
明日の月曜日は私は有給だからまたお休み。



「あ、明日休みか。なら今日遠慮なく出来るな。」


はい。終了のお知らせです。



ご飯を食べ終えてお風呂へと向かう正人を見届けて私は寝室へ。
寝たフリをすることにしよう。今日されて明日の瑞穂とも楽しみを台無しにしたくないから。



階段を登ってくる足音が聞こてて私は布団にくるまる。どうか見つかりませんように。


豆球だけがついた部屋だけど大体の様子は分かる。


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