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愛してるからこそ...
第5章 お友達の葛城くん
唐揚げにニラレバ、かに玉、棒棒鶏、
ピーマンなどはご飯と一緒に炊き込んでピラフ風に。
杏仁豆腐だって作って冷蔵庫へ。
集中して作ってるとインターホンが鳴る。
「葛城かな。」
「何か緊張してきた。」
何でだよ。と笑いながらインターホンに対応している正人。
しばらくすると葛城さんと綺麗な女の人が一緒にやってきた。
『お邪魔します。初めまして葛城頼斗(よりと)です。』
爽やかに笑ってご挨拶...
「初めまして須藤朱里です。あのそちらは…」
私が聞くと女の人がすっと出てきて
『初めまして葛城の秘書です。中野香澄です。』
と挨拶をしてくれた。
何かどこかで見たことあるような。
気のせいなのかもしれないけど気になったので聞いてみた。
「あのー、どこかでお会いしたことありますか?」
気のせいなのかな?
すると香澄さんはニコッと笑って
『姉がいつもお世話になっております。
水本香織の妹です。結婚式でお会いしましたよね?』と
あーーーー!!!!
香織の妹さん!
思い出した。すっごく綺麗な人で香織そっくりだ!
「水本の妹?確かに似てるし居たな?」と
正人も思い出したようだった。