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愛してるからこそ...
第5章 お友達の葛城くん



「香織ちゃんの妹さん!?
似てる!やっぱり姉妹揃って美人さんだね。」

『ありがとうございます。姉から聞いていましたが
朱里さん小さくて可愛いですね。』


お互いに褒め合って恥ずかしくなってきた…!
それよりご飯!!

「どうぞあがってください。
夕飯作ったのでみんなで食べましょう。」

すると香澄さんは申し訳なさそうに口を開く。

『私は葛城の秘書としてきたのでお仕事の話をして
すぐに失礼します。』


え。そうなの?せっかくだから食べて行けばいいのに。
と言うと葛城さんが香澄ちゃんに。

『香澄、せっかくだから頂いていきなよ。
作ってくれたんだし。
それから仕事の話をして帰りたければ先に帰りな。
結城、須藤さんごめんなさい。
香澄は僕の秘書だけど恋人でもあるんだ。』


葛城さんから言われたことに納得した。
だって香澄さんは葛城さんにピタリと寄り添い
すごくいいかんじなんだもん。


「葛城も香澄さんも食べて飲んで帰りな。
俺らもみんなでワイワイするの久々だし
ゆっくりしていってよ。」

正人の提案に2人は納得してくれた。
上がってもらいビールを出して
香澄さんはお酒が弱いから烏龍茶を。





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