この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛してるからこそ...
第5章 お友達の葛城くん
「香織ちゃんの妹さん!?
似てる!やっぱり姉妹揃って美人さんだね。」
『ありがとうございます。姉から聞いていましたが
朱里さん小さくて可愛いですね。』
お互いに褒め合って恥ずかしくなってきた…!
それよりご飯!!
「どうぞあがってください。
夕飯作ったのでみんなで食べましょう。」
すると香澄さんは申し訳なさそうに口を開く。
『私は葛城の秘書としてきたのでお仕事の話をして
すぐに失礼します。』
え。そうなの?せっかくだから食べて行けばいいのに。
と言うと葛城さんが香澄ちゃんに。
『香澄、せっかくだから頂いていきなよ。
作ってくれたんだし。
それから仕事の話をして帰りたければ先に帰りな。
結城、須藤さんごめんなさい。
香澄は僕の秘書だけど恋人でもあるんだ。』
葛城さんから言われたことに納得した。
だって香澄さんは葛城さんにピタリと寄り添い
すごくいいかんじなんだもん。
「葛城も香澄さんも食べて飲んで帰りな。
俺らもみんなでワイワイするの久々だし
ゆっくりしていってよ。」
正人の提案に2人は納得してくれた。
上がってもらいビールを出して
香澄さんはお酒が弱いから烏龍茶を。