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愛してるからこそ...
第5章 お友達の葛城くん



「朱里はどうしたい?
被害届を出せばあいつは逮捕されるだろう。
出さずに弁護士にとりもってもらって
話し合いも出来る。
渡辺医院の大先生には悪いけど担当は
明日から違うやつにする。
林でもいいし、俺がやってもいい。」

たしかに逆恨みされてまたなにかあったら…
そう思う怖い部分がある。


『須藤さん。これだけの証拠は残ってます。
医師会に抗議文を送って当事者同士での話し合いを
行った後で相手の反応を見てでも構いませんよ?』

葛城さんも提案してくれる。
私にはどうしていいかどうすらばいいかよく分からない。

だから正人と葛城さんに任せて
私は渡辺医院からの担当を外させてもらう。


『結城、この前今回のことは医師会に報告、
処分は医師会に任せて様子を見よう。
それから何があるか分からないからしばらく
行動を共にしてあげた方がいいよ。』

「あぁ。そうするよ。
とりあえず会社への報告は俺からするし
医師会への抗議文は葛城頼んでいいのか?」


葛城さんは任せてと微笑んでくれた。
香澄さんも私たちが責任もって行います。と
言ってくれて今日はここまでとなり
また飲みが始まったの。


もうどんだけ飲むのーーー!



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