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愛してるからこそ...
第5章 お友達の葛城くん
通勤は正人と一緒、帰りもなるべく合わせて
渡辺医院の担当は正人になった。
翌日正人と一緒に渡辺医院へ向かった。
大先生に待合室に来てもらい奥様と
孫の遥斗先生も一緒にいた。
「須藤の上司て部長代理の結城と申します。
この度担当を須藤から引き継義ました。
これからどうぞよろしくお願いします。」
正人の挨拶に遥斗先生は少し焦った様子だった。
でも大先生は何で変わるのかと聞いてきた。
昨日の事は遥斗先生しか知らない事。
私の代わりに正人が詳細を伝える。
録音したボイスレコーダーを再生し
正人がそのまま話を続けた。
「昨日この医院であったことです。
須藤は遥斗先生に乱暴され、ブラウスを破かれ
怖い思いをしたと報告を受けました。
決してゆるされることではありませんよね?
警察への被害届を考えましたが結論はまだ…
とりあえず医師会への抗議文は出させていただきます。
これ以上部下が被害に合うのはごめんなので
担当は私が担当します。」
大先生は顔を真っ赤に怒りだし
お前は!!と遥斗先生をビンタした。
お前に任せようとしたのになんて事を!
須藤くんに謝れ!と怒っていて奥様は泣いていた。