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愛してるからこそ...
第6章 家族への報告



「朱里韓国語わかるだろ。」

「分かりますが会話が出来るかは...
部長代理が英語できるんだから英語でどうぞ。」


すると林くんは結城課長ーおねがいしますよー。と。
正人は何で俺なんだよ。と文句を言いながらも
お前もこいと言われて林くんと三人で行くことになった。


社用車の中で私は文句を…

「英語できるんだから私はいらないじゃん」

「英語できなかったらどうすんだよ。
ってか林お前英語できんだろ?」


林くんは少し困った顔をして
『俺専攻してたのフランス語なんです。
だから英語は苦手で...』と言う。


私なんか何もしてこなかったよ?
みんなできるならいいじゃん!

不貞腐れながらも林くんが困った病院に到着。
どうやら今回は口腔外科の先生らしい。


『失礼します。さきほどの〇〇医療用品の林です。』

すると奥から先生が出てきて韓国語でらこんにちは。と。


「안녕하세요。」

韓国語でこんにちはと言うと
その先生は衝撃的なことを言った。


『韓国語が出来るんですか?』


え?日本語じゃん!
喋れるじゃん!!


『え?日本語できるのですか?』

林くんの問いかけに先生はごめんね。と。



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