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第1章 バンド結成

涼真と綺羅は同じロックバンドが好きで

帰り見晴らしの良い公園の階段に座って

音楽を鳴らしながら歌う。

学校帰りも涼真の家に遊びに行った。

くだらない話をするだけ。

お金がある時は古いお洒落な喫茶店の

ミックスジュースを好んで涼真は飲んだ。

涼真は甘党で巨大パフェにも挑戦してた。

俺は見栄はってブラックコーヒー。

俺にとっては涼真が一番の親友だと言えた。

そんな時間が減るなんて考えてもなかった。


涼真は色が白くて愛想はいい方。

背も183センチと高い。

俺は178センチだしまぁークラス内では高い方だな。

涼真は男女ともに相手に優しすぎる。


数人に告白されて断ってたのについに彼女が出来た。