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第14章 3

「なぁ、お前

検事なんて恨み買う仕事やめろよ」

「お前も自分とこの商品抱くのやめろよ

お前が抱くとガバガバになんぞ」

「じゃあ、俺に掘られる直樹はガバガバだな」

意地悪く笑った壮悟につられて俺も笑う

「俺以外突っ込まねぇ、俺だけの穴だからガバガバでもいいんだよ」

俺だけ

壮悟は、はっきりとそう言いきった

「でもな、壮悟

俺は何がなんでもやめねぇよこの仕事は

決めたんだ。クソみたいな人間を守る可能性がある弁護士より

クソみたいな人間を正しく罰せさせる人間になろうと」