この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Restraint
第4章 12

「興奮したら痛むのか」

追加の氷を持ってきて
朱色に色づいた胸元の傷にタオルを巻いた氷を乗せる

「悪い」

「患者だからな
医者の俺が面倒を見るのは当然だろう?」

俺の横に座って、またパソコンを触り始める

「真央も、つらいって言ってた」

「真央?鴻?」

「そう、オヤジの兄貴
あの人左肩すごい爛れてて、背中に大きな切られた跡があるんだよ」

何度か見たことがある
来威は、プールや海には連れて行ってくれなかったから

代わりに真央が連れて行ってくれて

いつも上着を着る真央の上着を脱がしたことがある
そのときに目を覆うほど傷のついた、爛れた背中があった

それを母親にやられたのだと言うのだから

来威が俺らを大事にする理由が分かるし
過保護になるのも、なんか、分かる気がする

/181ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ