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第7章 10

「直樹、こいつは喋れないんだよ」

喋れない?、、、、

その言葉を聞いてしまった、と思ったのと同時に、喋る気がないのでは？とも思った

「うるせぇ
喋らなくたって、誠意を見せるなりしたらいいだろうが!


出てけ！もう、、、、二度と俺の前に顔を出すな！
そこの女も、来威の子供も!

今度来たら正攻法でてめぇらぶっ潰してやる」

なにも喋らない、動かない男に対してイライラは増すばかりで、怒鳴り散らしてでしか自分を保てそうにない