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Restraint
第7章 10
「直樹、落ち着け」
掴みかかろうとする俺を止める鹿野
もう少しで殴りに行けそうなのに殴れないイライラ
「すみませんでした」
頭を下げて寝室を出ていく3人
わかってる
この問題は、誰を攻めても解決しないことも
でも、そうでもしなきゃ俺は自我を保てそうにない
気が、狂いそうだ
「直樹、傷が開いてないか見るから
仰向けになれ」
鹿野に言われ渋々ベットに寝転がり仰向けになる
包帯を除けていきガーゼのしたの傷をかくにんする
「もうだいぶ塞がって来てるな」
傷口を消毒してガーゼを張り替えもう1度包帯をまいた
「タバコ」
「それは、無理な相談だな」
「それは医者の意見か、それとも鹿野の意見か?」
「医者としての意見だ
お前はタバコに依存しすぎだ」