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とある癌の監察日記
第1章 2018.8月~9月
9月23日

今日は本当に1日休み、流石にふらつく体で病院には行けません。

そう、旦那旦那で自身の事は全く話すらしていませんでしたね。
10年以上前にメニエール病を発症、俗に言う目眩です、しかも酷い動けなくなる程の。
通院は3ヶ月でしたが目眩は軽くなっても治まる事を知らず、そこで鉄欠乏性貧血でお世話になっている掛かり付け医から同じ目眩止めの薬を貰うようになりました。

それから10年以上、相変わらず調子を崩すと目眩がやって来る、特に苦手なのがエレベーターでの上がり下がり。
医師曰く"急な上昇下降で血流が乱れるせいではないか?"と。
はい、分かりますよね?
病院に行って病棟まで行くエレベーターが鬼門という事に‥‥
この1つき、エレベーターに乗って数回動けなくなりました。
そんな時は誰も来ない影で1人踞って治まるのを待つしか無いんです、幸い踞っている所を見付かってはいませんが(見付かると厄介なので)

序でに月のものになると貧血悪化で、2日目3日目は身動き取れず、此は旦那も知っているので今日と明日は休む‥こうなった訳です。 簡単な説明終わり。


話を戻して旦那です。
その前にメッセ下さったのにお返事すら返せずすみません、もう何と返して良いのかすら頭に浮かんで来ないんです、冷静になってから一括でお返事‥‥こうなるかも知れませんご理解下さい。


その中に『こうすれば良かった』と後で考えるという言葉、此は私も思いはあります。

亡くなった母が最後まで"家に帰りたい"と溢していた事。
ですがベッドで自身寝返りすら出来ない母を在宅で見るのは不可能に近く、最後迄病院でした。

そして父も旦那も同じ事を言います。
父に関して言えば、在宅は不可なんです高齢というより30年以上続く重度指定の精神病患者であり、十数年入院していますが病院から在宅という話は一度も出た事は無い、こんな理由で病院1択中。

さて旦那です。
現状を考えると退院しても体力減少で動く事が出来ず、更に薬は飲まないは食べないはと勝手状態。
此で家だと更に酷くなるんでしょう。
此以上の負担の掛かる治療は望みませんが、頑固オヤジが妥協してくれない限り緩和ケア病棟選択ぜざる終えない。

全ての選択に後悔はありません、それだけの責任と覚悟で話し決断しています。
でなければ此方が潰れる、愚痴は仏壇の前でしますよ稀に母の仏壇で。
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