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とある癌の監察日記
第2章 2018.10月
10月12日

今日は父の転院日。
その前に旦那の方に寄れば、急な病室移動。
相変わらずブッキングするな、この病院は。

旦那の移動後直ぐに父の病室へ。
つか、今日転院なの分かってる父さん?
入れば呑気に爪を切って貰っている最中、本当―――っに緊張感0だね。
慌てて荷物整理をし着替えさせ、トイレに行かせた所で向こうからのお迎えが到着、危ない危ない。

元々居た病棟の看護師さんが同行して来たので、何も問題無く病院移動。
でも再入院の手続きで居ない間にベッドから降りて1人で歩くなんて事をやらかし、看護師さんに怒られていた、何処に行っても大人しくしてくれないな。

今日は流石に主治医からの話があり、心臓の方は現状維持。
でも何時でも悪化する波乱は含んだまま、此は年齢なんで仕方ない。
ついでに緊張感の無さが逆に良いと主治医から言われて来た、ガチガチなのもね、うん困るとは思う。
それが父の良いところ‥‥らしいっす。

それも終わりバスを乗り継いで旦那の病室に逆戻り。
ベッドのマットを変えたのね、だけどそれで今まで維持していた痛みが低い寝方は出来ず、また1から体勢を考えなきゃならない。
辱創を警戒してのマットの取り替え、うーん仕方がない。

昨日の夜から栄養補給のゼリーは全て完食、本人もお粥が食べたいと溢してる。
あまりにも落ちた体力、流石に私が文句を言ったのが事の顛末なんですがね、それでも食べる気になってくれただけありがたいよ。

でも、誤飲防止で主治医からお粥はストップが掛かった。
旦那やる気低迷、また食べなくなるでしょう!
点滴をしているから大丈夫‥じゃ無くて、本人の体力を戻そうという意思を削ぐのか?
ハッキリ言えば、病院のせいにされたくなく、邪魔だから早く死んでくれって言っている感じ。
夜勤も投げやり対応だと言うし、あながち間違っていない気がする(病室が1人部屋に変更というのも)

昨日の夜の巡回でも"今どういう状態か分かると思いますが‥‥"と、超上から目線、更に薬のストップに対して聞けば"必要無いから・今更でしょう"なんて言葉の数々。
医者です、必要性を考えるのは当たり前だとは思う、でも言い方というのもある、こうとも思う。

必要、不必要
効果があるか、意味が無いか‥‥じゃなく、柔らかいい言葉‥若い医師には無いんでしょうかね?
父の主治医は言葉柔らかかったのに全く。
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