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とある癌の監察日記
第2章 2018.10月
10月13日

人生初の病院での朝。
夜中騒ぐ旦那のせいで、睡眠時間1時間半。
3時~6時前くらいが一番痛む時間‥‥だというのに眠剤すらもストップしたせいで苛々絶好調。
それでいて朝食後のカルシウムのトローチは出る、優先度が違わないか?

朝7時に主治医を見かけ、救急外来付近でもう一度見かけたが、挨拶どころか避けて歩かれる始末。
いい加減にしろよ!!

8時過ぎ、自分の病院に行く+αの為に、旦那の病室から外へ、実に23時間ぶりの外。
下界の空気は美味しい‥‥なんて思ってしまった。

バスで知り合いに会い、バスを1本逃して30分待ち、病室に着いて9時半。
その後は必要品を買いにドラックストアーとリサイクルショップ、そしてイオンと回り、残り3分のバスの為に必死に走る。

どうにか乗れたが、そこに旦那からの電話。
車内通話は禁止、でも切れども切れども電話が掛かる。
降りてから折り返し電話をして見れば"俺が苦しいのに何やってんだ!!"こう来た。
必要最低限であり、こう遊んで来たならいざ知らず、3時間必死に必要な事だけ済ませていたのに、この言い分は‥‥(流石にプチっと‥‥)

病院に戻ってから恒例の喧嘩、まあ良いさ、その方が気力が上がるってもんだ。
昨日とは打って代わり、荒い呼吸もオキドール乱用も無し、やれば出来るじゃん。
いい加減に甘え癖を治せよ‥‥とは本人には言えず。

昨日に引き続き今日も病院泊まり、何日体力が保つだろうね――。
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