この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
とある癌の監察日記
第2章 2018.10月
10月14日

夜の眠剤バトルのせいで、何とか寝てはくれたが、0時を回るところで目を覚ましてしまった。
追加の眠剤の点滴使用、今度こそ朝迄寝てくれる、私も数時間ながら睡眠。

目が覚めたら、とんでもない体勢で寝ていた旦那の体勢を直すところから朝がスタート。
しかも眠剤が効き過ぎたのか、目は覚めているが意識朦朧、流石に此は前処方の眠剤を出すで話が付いた。
あれは危な過ぎる。

朝食、まだ微妙に覚めていなかったのか、ゼリー1口・バナナの小さい輪切り1口で終了。
その後、痛みが続くのか5分おきに体勢変え。
此処で注意点、私自身は介護の仕方は知りませんし、その手のセミナーとか行って最低限の介護の仕方‥‥なんかも受けた事が無い全くの素人、それが5分おきに体重は減ったとはいえ、男性1人を動かすんです。
まぁ、後は想像通りに軽いギックリ腰に筋肉痛‥‥こうなります。

ああ‥‥今日も主治医はスルーだよ、目線すら会わせようともしない(超至近距離でのすれ違い)
どんだけ旦那の受け持ちが嫌なのさ?
こんな真似をするんだったら、まだ車椅子に乗れた先週に転院させてくれれば良かったのに、今じゃ顔を見るだけで腹が立ってくる!

考えても無駄な人は兎も角、食べない、痛い、体勢を変えたがるで、休む暇すら取れず、
そりゃ旦那にすれば辛いだろうが、介護する此方の辛さという考えは0。
居れば動く、文句が出れば怒鳴れば良い、この期に及んでも全く変わらん旦那の性格。
私が倒れたら、後は全て自分でやって下さい、出来るのならば、もう疲労困憊で考えが後ろ向きだ。

午前中、隙を見付けて歩いて5分程にあるコンビニで食料調達、家族に飯が当たる程病院は優しい場所じゃありません。
自己調達しなければ腹も減るし体力も落ちる、でもコンビニ食ばかり‥‥これもキツい。
/65ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ