この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
とある癌の監察日記
第2章 2018.10月
10月15日

今日は自宅からスタート。
そして年金支給日、2家庭掛け持ちの身はこの日が一番キツい。
午前中に諸々の用事を済ませ午後から旦那の病院へ。


行くなり不機嫌だ、しかも1日(半日か?)空けただけなのに、5分~10分おきにナースコールを押し巻くっていた‥‥らしい。
不安は分かるが迷惑な患者だ、困ったちゃんは一生直らない。
来た早々キレ捲り、私じゃロボットではないぞ!?

特に処置は無し、
変わらず栄養補助の点滴と、痛みのオキドール・オキシコドンパッチ2種類、循環器・泌尿器の飲み薬以上。

14時くらいからお腹が痛いと訴え、16時に尿カテをしたが、する前に尿は出ていて一応管を通しはしたが、やはり尿は無し、でも変わらず痛いというので、お腹に湯タンポとオキドールを飲ませ‥‥というより、これ以上の鎮痛剤なんて無いので、まだ痛むのならば此のままという事になってしまう。

16時半、またも主治医は旦那の部屋をスルー
話す気も無いんだろうな、ぶっちゃけ何時死ぬんだよ‥‥こう思っているとは思う、面倒くさい患者だから。

17時、オキドールの効果でお眠り中、今は寝るのが一番楽なんだろう。

18時、夕食のゼリーと薬を飲ませ、少し深めに眠ったので、近くのドラックストアーまでオムツと尿取りパットの買い出し。
地味に重いのは5年前に母の時で体験済み、お陰で1・1しか買えず、歩きですんで限界です。

15分ほどで病院に戻り、旦那は‥‥‥気付かず眠っていてくれた、良かった。
というより、午後来てから起きている時間が少ない。
どうやら今日は意識的に低迷日らしい。
ハッキリしている日、混濁している日、如実に分かる程に顕著になって来た。
それは薬のせいなのか、体力と癌の進行のせいなのか、主治医はああなので理由は全く不明。
説明する義務すら放棄、此で良いのかとキレそうにはなる。

21時過ぎ、消灯間際に目が覚めた。
本当は20時に眠剤を貰ってはいたが、旦那は眠ったままなので目が覚めてしまったら飲ますで話が付いていたのに、勘が良いなもう。

オムツ交換と、オキドール+眠剤を飲ませ今日は終了。
勿論私も泊まりです。
/65ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ