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とある癌の監察日記
第2章 2018.10月
10時17日

0時過ぎに眠剤が切れて目が覚めてしまった。
追加眠剤は無し、取り合えずオキドールを飲ませ多少は眠ってくれる。
でも此方はベッドに座り、ずっと手を握りっぱなし、此は流石に疲れる。

2時、完全に眠っているので仮眠へ、取り合えず寝れるのか?

3時、やはり目を覚ました。
その後4時過ぎまで5分~10分おきに呼ばれる、これじゃ家に居るよりまだ悪い(病室は真っ暗です)
5時手前で此方が完全ダウン、此処から7時位迄の記憶無し。

7時、起きて見れば不機嫌、理由はナースコールが手の届かない場所にあり、呼べなかったので苛々。
此方が朝の支度をしている内にオムツ交換、その後朝食‥‥は、全く食べず薬だけ辛うじて飲んではくれた。

今日はお留守番の猫達の為に、一時的に家に戻る予定。
ついでに深夜の無理が祟ったせいで目眩と吐き気が‥‥家の前に病院か。
ずっと家と病院しか見ていない気がする。

12時、やはり薬だけ飲むのを確認して漸く外へ。
約10分のバスなのに、降りた途端に強烈な吐き気、直ぐに目の前のイオンのトイレに飛び込み落ち着いてから、イオンで猫エサと鰹節の買い出し。
食べ物を見るだけで吐き気が戻って来た。
マッハで買い物を済ませて、少し早いけれど掛かり付け病院に直行、そこで完全ダウン。

診察後注射‥‥の前にリバース、中に血が混じっていたので明日胃カメラ決定。
注射から点滴に変更になり、たっぷり2時間点滴をして、また怖いバスに乗って帰宅。

18時、帰宅後旦那に電話。
今日は意識はハッキリしていて、言った事に素直に頷いている。
昨日のあれが相当ショックだったのかな??

兎に角明日のバスがまた怖い。
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