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とある癌の監察日記
第2章 2018.10月
10月18日

家からバスに乗り8時半、自分の胃カメラからスタート。
胃カメラに頓着は無いが、流石にポリープ4つをむしり取られた打撃は大きい。
1時間半ほどで胃カメラは終了、結果的には潰瘍迄はいかないが、胃全体が荒れたり出血していたりで、暫くの薬は必要らしい。

10時半、旦那の病院に到着。
また1日空けただけで様子が変だぞ?
‥‥‥深夜にまたやったのか‥‥そりゃ看護師達が嫌がるし寝るなと言うわ、何か納得。

12時前にソーシャルワーカーに呼び出され、来週の月曜にホスピス家族面談予約、どうなるのかな?

そして今日から付き添いという事で私も病院食に、肉と油物ばかりだからねコンビニ食は、掛かり付け医から軽く注意を受けたが病院食にした本音。
でも旦那に食べさせ、更に自分も食べるは戦争だわ。

午後は体勢変え以外は静か、オキドールは13時位に1回のみ、その間に尿取りパットの買い出しだ。


寝たり、起きたり、苛々したり、この周期が異常に短い。
5分~長くて30分、このパターンは家に居た頃と同じ、そして深夜騒ぐのも同じ、すっかり前に戻ってしまっている。
違うのは寝返りすら出来ない程に衰弱した体、薬用麻薬が無ければ保たない痛み、点滴が無ければ生きられないという点。

日に日に弱る旦那
でも付き添いだって限界というものも存在する。
人間24時間は無理‥‥だけど今はその24時間に近い状態、幾ら病院だと言っても此はキツい。

さて、0時に眠剤を飲ませると約束した以上、後数時間我慢しなきゃ‥‥
明日も自分の病院があるのにな?
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