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とある癌の監察日記
第2章 2018.10月
10月23日

昨日書けず。。

転院になった事で付き添いは無し、1週間ぶりに普通に眠れた。

14時、この病院は面会時間にならないと病棟には一切上げて貰えない、数十分待ち他に待っていたお見舞いの人達と一緒に病棟へ。

旦那‥‥自分が今何処に居るのか分かっていなかったのか、散々説明はしたが薬によるせん妄状態が激しい為、理解したのかは不明。

転院2日目という事で食事はまだ無い、代わりに元々の点滴ビーフリードにイントラリポスが追加されていた(どちらも栄養系の点滴)

薬用麻薬のパッチも変更、デュロテップ1枚‥‥緩和ケア病棟を持つ医師が強すぎると言ったやつね、しかも3日に一度張り替えとは、やっぱり強いんでしょう。
その病院の方針なので此方は口出し出来ず、それでも痛いと訴えるのでオキノームから変更になった水溶性の薬用麻薬使用なのだが、旦那は薬拒否‥‥此処でも困ったちゃんを発揮、自分も困る。

取り合えず看護師が別の薬に変更するよう掛け合ってくれたが、痛みを取るという点では弱くなりそう。
痛みを取るか、薬を取るか、普通薬だと思うが旦那の考えは分かりにくい。

この病院はお見舞いに行ってもやる事も無い、そして長々お見舞いで居る人も少ない。
此は居ずらいぞ?
暫く考え数時間で退散、そしてお見舞いの回数も減らす事にしてみた、お呼びだしが無い限り。

そんな理由で珍しい夕方からの空き時間、しかも住んでいる街、ちょっとだけ欲を出してストレス発散の為に街の居酒屋コース。
半年ぶり?いやそれ以上??
久し振りの居酒屋メニューは泣けるほど美味しかった‥‥旦那と一緒に来たかったな、焼き鳥が食べたいと時々話をしていたのを思い出してしまった、ストレス発散のつもりが逆効果だったかな??
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