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とある癌の監察日記
第2章 2018.10月
10日17日
本日また転院なり。
今回も早い9時半前に出発、どういう理由か救急車の中では凄く大人しい。
周りはといえば、酸素に心電図、看護師完備の厳戒体制‥‥毎回取り越し苦労に終わる(いや、本気で危なかったんだが)
田舎街です、ガッタガタの道路をひた走り次の転院先の緩和ケア病棟に到着。
同じ病院の一般病棟は知っていたが、流石に此は‥‥ぶっちゃけ山を削った奥の奥、これじゃ気付かない訳だ。
中はホスピスというだけあって豪華仕様、病院と思えないなこの豪華さは。
終末期を一番良い環境で、此は分かる、でももう少し早く此処に辿り着きたかった、旦那はもう意識が無い、声を掛けたら反応はするが言葉になる事も無くなった。
1週間でこんなに進行するなんて‥‥末期癌しかも70代、こんなに早いものなのかと沁々思う。
後どれくらい一緒に居られるんだろうね旦那?
自分も今日からまた病棟に泊まりです。
本日また転院なり。
今回も早い9時半前に出発、どういう理由か救急車の中では凄く大人しい。
周りはといえば、酸素に心電図、看護師完備の厳戒体制‥‥毎回取り越し苦労に終わる(いや、本気で危なかったんだが)
田舎街です、ガッタガタの道路をひた走り次の転院先の緩和ケア病棟に到着。
同じ病院の一般病棟は知っていたが、流石に此は‥‥ぶっちゃけ山を削った奥の奥、これじゃ気付かない訳だ。
中はホスピスというだけあって豪華仕様、病院と思えないなこの豪華さは。
終末期を一番良い環境で、此は分かる、でももう少し早く此処に辿り着きたかった、旦那はもう意識が無い、声を掛けたら反応はするが言葉になる事も無くなった。
1週間でこんなに進行するなんて‥‥末期癌しかも70代、こんなに早いものなのかと沁々思う。
後どれくらい一緒に居られるんだろうね旦那?
自分も今日からまた病棟に泊まりです。