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大人のおもちゃ〜ショートストーリー 第2弾
第1章 江梨子の日常
私は確信はなかったが私を陥れた犯人が誰だか分かったような気がした。

それを確認するべく、あのサイトを再び開いて閲覧してみたら。

…やはり

間違いない。
この特徴のある文面。アイツしかいない。
しかし何で?

それを確かめるべく私は…。
主人が仕事に出かける時に、ネクタイの結び目の中に目印として紙を忍ばせておいた。
仕事が終わって帰宅した際に、ネクタイを外した時にその紙があれば、どこかで外した形跡がなく、無ければネクタイを外したことになる。
浮気したかどうかを調べられる意外にも有名な簡単な細工だ。

私の直感が当たっていれば浮気をしているはず。
妻は夫の微妙な行動にも直感で察知する才能を持ち合わせている。

私は少しづつではあるが、私なりに調査を始めた。
その日の夜が非常に楽しみになった。

その事を友人の亜希子に相談。
「それ、良いかも!旦那さん、浮気してるのをこっそり確認出来るもんね。江梨子もやるわねー。」
家では至って普通なんだけどね〜。なんだか妙な胸騒ぎがするの

「私も出来る限り協力するから

ありがとうね。亜希子。あなただけが頼りよ。
何か分かったら連絡するわ。

「私も調べてみるわ。江梨子

その日の夜 主人が帰ってきたんです。

あなた。今日も一日お疲れ様でした。夕飯にするわね。

そう言いながら、旦那のネクタイを外してみると。

あれ?ある。紙がある。おかしいわね。何故?
今日は帰りが早いから?しかし、いつも帰りは早いわよね。

なら、いつ浮気してるっていうのかしら?
私の気のせい?

翌日、亜希子にその事を報告する。
誰かが、私を恨んでいるのは間違いないのよ!

「でも…龍彦に限って浮気なんて無いんじゃないの?

旦那?男の人なんて分からないわよ。良い人の顔してて裏で何してるかなんて。じゃあね。亜希子。

ショックだった。
おぼろげながら、推測の域を超えていなかった私の予感は悲しくも的中してしまう。

私はアイツをまんまと罠にハメて答えを聞き出してやった。
でも反面、悲しくなった。胸が痛い。
そうだったのね。

それならそうと初めから素直に言ってくれたら良かったのに。
私 こんなに苦しまないですんだ。アイツも。

その日 私は夜通し泣き崩れていた。

翌日、彼らに問いただすとあっさり認めた。

この企みの首謀者が誰なのかを教えて。



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