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世界で一人だけの君へ
第5章  俳優 田辺准一
スタジオがざわめき出す。
スタッフ俳優が現場に集まり
スタジオに生気が息づく。

ーーこんなんじゃ だめだ

  しっかりしろ!

  俺はここに恋愛をしに来たんじゃない

  仕事だ!!


僕は両手で頬を叩くと意を決してスタジオに乗り込んだ。

スタジオの隅では松下さんとプロデューサーが話し込んでいるのが見えた。

どうでもいい 俺の知ったことか


俺はいま一色亮太として役に成りきる!


僕は手にしていた台本を強く握った。


ーーー
いつものように図書館へ足を運ぶ亮太。
建物の陰へ向かう雅子を見つけ後をつける。

そこで目にしたのは...

父親と熱烈なキスを交わす雅子の姿!


俺の脳裏に槙さんの艶やかな喘ぎ声が蘇る


なんでだよ!!


俺は走り出し雅子を抱き締める親父を引き剥がす


『なにしてんだよ!!!』


『亮太』
『亮太くん...』

呆然と俺を見つめる二人


俺は力一杯親父を殴った!


倒れ込む親父

まだ拳を振り上げる俺の前に雅子が立ちはだかる

『どけよ!どいてくれよ雅子さん!』


『どかない。

 私はこの人を愛してるから』

雅子の強い瞳に膝から崩れ落ちる俺...

『なんでだよ なんで...』




「カッッッット!!」



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