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世界で一人だけの君へ
第8章 アイドルになる?!
雑誌のページをめくると見開きで
サグラダファミリアが現れた。
一瞬で目を奪われる。
「すげぇ...」
「ガウディって天才だと思う。
しかも変わってるよね」
彼女はすっかりもとに戻って
「変わってる?」
俺が聞き直すと
「だってさ、普通建築家なら自分の設計した建物の完成って見たいと思わない?
だけどガウディは終わらない建物を作った。
しかも完成図は自分の頭のなかだけでスケッチしか残してない。
いまだ建築中で、修繕中。
作り出すと維持するを同時進行
私たちが生きている間に完成するといいね」
俺は雑誌を手に取りマジマジと見た。
ーー建築かぁ...
「ものを作り出すって凄いよね。
自分が死んでも作品は残り続ける。
そんなことが出来たら素敵」
「そうだな。
だから優衣は美大志望なんだろ?」
キラキラと目を輝かせて
「うん。
頑張る」
と笑う。
その笑顔が可愛くて
彼女の頭を引き寄せてキスをした。
サグラダファミリアが現れた。
一瞬で目を奪われる。
「すげぇ...」
「ガウディって天才だと思う。
しかも変わってるよね」
彼女はすっかりもとに戻って
「変わってる?」
俺が聞き直すと
「だってさ、普通建築家なら自分の設計した建物の完成って見たいと思わない?
だけどガウディは終わらない建物を作った。
しかも完成図は自分の頭のなかだけでスケッチしか残してない。
いまだ建築中で、修繕中。
作り出すと維持するを同時進行
私たちが生きている間に完成するといいね」
俺は雑誌を手に取りマジマジと見た。
ーー建築かぁ...
「ものを作り出すって凄いよね。
自分が死んでも作品は残り続ける。
そんなことが出来たら素敵」
「そうだな。
だから優衣は美大志望なんだろ?」
キラキラと目を輝かせて
「うん。
頑張る」
と笑う。
その笑顔が可愛くて
彼女の頭を引き寄せてキスをした。