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世界で一人だけの君へ
第8章 アイドルになる?!
「いいけど...
でも俺明日、拓也と映画行く約束してるし」
俺が興味なさげにいうと
「そんなのいつでも行けるでしょ!」
なぜか姉に全力で怒られる...
「母さんだって仕事だろ。
だいたいこっちの都合も聞かずに勝手だよ」
「あんたねJYOさんだよ!
断る理由が分からない!」
姉は勝手に興奮して怒っている。
と思ったら
「おかぁさーん!!」
母親のもとへ駆けていってしまった。
女とは恐ろしい生き物で、stampのコンサートが見られるというだけで母親は仮病を使い会社を休んでしまった。
俺が病気の時はあれほど仕事が休めないと文句を言うくせになんなんだよ。
結局俺は拓也との映画を断らされ見たくもないstampのコンサートへ連れていかれた。
渋谷の駅からコンサート会場に向かう。
周りは様々な年齢層の女性たちが団扇やグッズを持って興奮しながら歩いている。
頭2つはまわりから出ている自分だけが浮いている気がして早くも帰りたくなった。
会場につき長蛇の列を横目に入り口のスタッフに声をかける。
「あの、JYOさんから連絡をもらった坂井と申しますが...」
入り口のスタッフが奥へ入りスーツの男性を連れてきた。
「坂井くん?
よく来てくれたね。
JYOから連絡来てます」
そう言って僕たちを奥の楽屋へと案内した。
でも俺明日、拓也と映画行く約束してるし」
俺が興味なさげにいうと
「そんなのいつでも行けるでしょ!」
なぜか姉に全力で怒られる...
「母さんだって仕事だろ。
だいたいこっちの都合も聞かずに勝手だよ」
「あんたねJYOさんだよ!
断る理由が分からない!」
姉は勝手に興奮して怒っている。
と思ったら
「おかぁさーん!!」
母親のもとへ駆けていってしまった。
女とは恐ろしい生き物で、stampのコンサートが見られるというだけで母親は仮病を使い会社を休んでしまった。
俺が病気の時はあれほど仕事が休めないと文句を言うくせになんなんだよ。
結局俺は拓也との映画を断らされ見たくもないstampのコンサートへ連れていかれた。
渋谷の駅からコンサート会場に向かう。
周りは様々な年齢層の女性たちが団扇やグッズを持って興奮しながら歩いている。
頭2つはまわりから出ている自分だけが浮いている気がして早くも帰りたくなった。
会場につき長蛇の列を横目に入り口のスタッフに声をかける。
「あの、JYOさんから連絡をもらった坂井と申しますが...」
入り口のスタッフが奥へ入りスーツの男性を連れてきた。
「坂井くん?
よく来てくれたね。
JYOから連絡来てます」
そう言って僕たちを奥の楽屋へと案内した。