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世界で一人だけの君へ
第2章 15の春
「ん?」
僕の顔にクリームを塗ってピタリと手を充てた彼女の表情が変わる。
「田辺くん、ごめんそっちの畳の上に寝転んで」
彼女は後ろにある畳のスペースを指差す。
「あ、はい」
僕はよくわからないまま畳の上に寝転んだ。
彼女は鞄のなかをごそごそと探してアロマオイルを取りだしミキシングオイルを温めはじめた。
メイク室にいい香りが広がる。
畳の上にいろんな道具を広げて
彼女は僕の頭をひょいと上げた。
そしてその頭を彼女の膝の上にのせた!
これは!
まさか
膝...マクラ...?
しかも彼女の顔がド至近距離!
「あの...」
彼女を見上げながら呟く
「あ、ごめんね。
今日、施術台持ってきてないのよ」
いやいや、そういうことではなく...
15の僕にお姉さんの膝枕は刺激が強いわけで...
しかも彼女が道具を取る度に
その...
胸が僕の顔を掠めるわけで...
もう、撮影どころじゃなくなってるワケで
「ごめん、クリーム取るね」
そう言って、柔らかいコットンで僕の肌を撫でる。
なんか
心地いい...
「田辺くん緊張してるみたいだから
ちょっと解すね」
そう言って温めたオイルにいい香りを落として僕の肌にそっと手を充てた。
僕の顔にクリームを塗ってピタリと手を充てた彼女の表情が変わる。
「田辺くん、ごめんそっちの畳の上に寝転んで」
彼女は後ろにある畳のスペースを指差す。
「あ、はい」
僕はよくわからないまま畳の上に寝転んだ。
彼女は鞄のなかをごそごそと探してアロマオイルを取りだしミキシングオイルを温めはじめた。
メイク室にいい香りが広がる。
畳の上にいろんな道具を広げて
彼女は僕の頭をひょいと上げた。
そしてその頭を彼女の膝の上にのせた!
これは!
まさか
膝...マクラ...?
しかも彼女の顔がド至近距離!
「あの...」
彼女を見上げながら呟く
「あ、ごめんね。
今日、施術台持ってきてないのよ」
いやいや、そういうことではなく...
15の僕にお姉さんの膝枕は刺激が強いわけで...
しかも彼女が道具を取る度に
その...
胸が僕の顔を掠めるわけで...
もう、撮影どころじゃなくなってるワケで
「ごめん、クリーム取るね」
そう言って、柔らかいコットンで僕の肌を撫でる。
なんか
心地いい...
「田辺くん緊張してるみたいだから
ちょっと解すね」
そう言って温めたオイルにいい香りを落として僕の肌にそっと手を充てた。