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世界で一人だけの君へ
第9章 アイドルの道
ついに来た。
stampのライブ初日
皆で円陣を組み樹村くんが気合いの声をかける。
しばらく忘れていた舞台へ上がる前の興奮!
やっべ...全身が震える
音が聞こえない...
自分はバックで踊るだけなのに...
俺の背中をバチン!と叩いて走りすぎる樹村くん
『楽しめよ』
そう言って親指をたてる
『はい』
声が出た。
大丈夫。やれる!
歓声とともに幕があがる
自分の位置にスタンバイして
stampの登場を待つ。
あの時と同じ奇声。
半年前客席にいた俺は
ステージに立っていた。
(バックだけど...)
stampは今日も最高のパフォーマンスでファンを幸せの彼方へ運んだ。
stampのライブ初日
皆で円陣を組み樹村くんが気合いの声をかける。
しばらく忘れていた舞台へ上がる前の興奮!
やっべ...全身が震える
音が聞こえない...
自分はバックで踊るだけなのに...
俺の背中をバチン!と叩いて走りすぎる樹村くん
『楽しめよ』
そう言って親指をたてる
『はい』
声が出た。
大丈夫。やれる!
歓声とともに幕があがる
自分の位置にスタンバイして
stampの登場を待つ。
あの時と同じ奇声。
半年前客席にいた俺は
ステージに立っていた。
(バックだけど...)
stampは今日も最高のパフォーマンスでファンを幸せの彼方へ運んだ。