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世界で一人だけの君へ
第9章 アイドルの道
東京での5日間のライブが終わると事務所から呼び出された。
事務所にはJYOさんがいた。
俺の他に6人のジュニアが呼ばれている。
『youたち 来年の春頃デビューね。
グループ名はXセブン
学生が多いから本格的な活動は卒業してからね。
それまでは個人で売り込んでいくから』
JYOさんの言葉にそこにいた6人の顔がパッと明るくなる。興奮しているのがわかる。
俺だけが喜べずにいた。
『youどうした?』
俺の戸惑いをみたJYOさんが声をかける
『あ、いきなりデビューと言われて...
戸惑ってます』
『デビューしたくないの?
デビューしたいからここにいるんでしょ。
you チャンスは何度も来ない
いま!というときに掴まなければ逃げてしまうよ』
そう言ってJYOさんは事務所を出ていった。
喜ぶメンバーを見つめる。
これが俺の新しいチーム。
その日から俺たちはデビューに向けて様々なプロモーションが入ってきた。
雑誌のインタビューからテレビ出演。
ヴォイストレーニングや本格的なダンスレッスン。
その他にstampの地方公演にも同行して目の回る忙しさ。
グループは二組に別れジュニアでも群を抜いて人気のある中高生とデビューを逃し続けてきた大人ジュニア。
そのなかにまだあどけない
中学生1年の田辺准一がいた。
まだ中高生のX-ジュニアは活動も限られているのでプロモーションのほとんどはX-シニアが受け持った。
俺の初めての大学の夏休みは芸能活動にほとんどを割いて終わった。
事務所にはJYOさんがいた。
俺の他に6人のジュニアが呼ばれている。
『youたち 来年の春頃デビューね。
グループ名はXセブン
学生が多いから本格的な活動は卒業してからね。
それまでは個人で売り込んでいくから』
JYOさんの言葉にそこにいた6人の顔がパッと明るくなる。興奮しているのがわかる。
俺だけが喜べずにいた。
『youどうした?』
俺の戸惑いをみたJYOさんが声をかける
『あ、いきなりデビューと言われて...
戸惑ってます』
『デビューしたくないの?
デビューしたいからここにいるんでしょ。
you チャンスは何度も来ない
いま!というときに掴まなければ逃げてしまうよ』
そう言ってJYOさんは事務所を出ていった。
喜ぶメンバーを見つめる。
これが俺の新しいチーム。
その日から俺たちはデビューに向けて様々なプロモーションが入ってきた。
雑誌のインタビューからテレビ出演。
ヴォイストレーニングや本格的なダンスレッスン。
その他にstampの地方公演にも同行して目の回る忙しさ。
グループは二組に別れジュニアでも群を抜いて人気のある中高生とデビューを逃し続けてきた大人ジュニア。
そのなかにまだあどけない
中学生1年の田辺准一がいた。
まだ中高生のX-ジュニアは活動も限られているのでプロモーションのほとんどはX-シニアが受け持った。
俺の初めての大学の夏休みは芸能活動にほとんどを割いて終わった。