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はつこい
第2章 小父さんとの出会い
物心付いた時にはあたしはママが借りている昭和の文化住宅的な2Kのアパートで暮らしていた。
ママは多分、女を売る事を生業としていたのだと思う。
はっきりと聞いた事はないが、ほぼ間違いない。
殆ど家に居なくて、たまに居ても寝てるかお酒を飲んでいるか連れ込んだ男とセックスしてるかの何れかだった。
あたしが居ても居なくてもお構いなしだ。
ママと会話した覚えは殆どないけど、喘ぎ声は毎晩のように聞いていた。
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