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○○さんは今日も絶倫シリーズ
第5章 敵国の王子さんは今日も絶倫
「この女は西国のカルツールの王女ヨルダだ……いや、王女だったと言うべきか……ふふ……この女もかつて捉えられ、お前のように私に牙をむき刃向っていたが、今はこの通り私の従順な僕だ。この女のおかげで早くカルツールを征服することができたわ……なあ、ヨルダ?」
「はい、マラン様……マラン様のためならば私は国を捨てても構いません……マラン様とここで暮らせるならば……」
女はそう言ってマランの胸に頬を寄せた。
「お前も血を捨て、我が国の僕になると言うなら、これからのこと考えてやらんでもない……今ここで、その二人の兵の前で『私たちは愚か者でした、愚かな王に従った私が馬鹿だった。どうかこの国で従順な僕になってマラン様に尽くしますから、どうかお許しください』と言え。そうしたら今すぐ鎖から外してやろう」
「亡くなった王まで侮辱するか! 王を信じ死んでいった兵士、民のためにも決してそなたの前には伏さぬ!」
その時、ヨルダがディアナの前に進み出た。
ディアナの顔に顔が付くほど近づくと、笑みを浮かべた。
「マラン様にはどんな女も従わざるを得なくなる……そなたもじきにそうなる……そしてそれを幸せに感じるようになる……」
「はい、マラン様……マラン様のためならば私は国を捨てても構いません……マラン様とここで暮らせるならば……」
女はそう言ってマランの胸に頬を寄せた。
「お前も血を捨て、我が国の僕になると言うなら、これからのこと考えてやらんでもない……今ここで、その二人の兵の前で『私たちは愚か者でした、愚かな王に従った私が馬鹿だった。どうかこの国で従順な僕になってマラン様に尽くしますから、どうかお許しください』と言え。そうしたら今すぐ鎖から外してやろう」
「亡くなった王まで侮辱するか! 王を信じ死んでいった兵士、民のためにも決してそなたの前には伏さぬ!」
その時、ヨルダがディアナの前に進み出た。
ディアナの顔に顔が付くほど近づくと、笑みを浮かべた。
「マラン様にはどんな女も従わざるを得なくなる……そなたもじきにそうなる……そしてそれを幸せに感じるようになる……」