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テラピー日報
第1章
変だな?と思った事はお客様に指定された場所取りを施術することにより確信する。
膝から平な部分をしている時は反応がない。
しかし、側面部分それも上、脚の付け根に近づくにつれて、お客様の腰が反応するのだ。
それも内側の付け根で躊躇としてそこではなくその上、その内側にある"ナニ"かを触れて欲しげにモゾモゾ動くのである。
あー、痒い人に当たっちゃった。
彼女は思った。
ー痒い人ー
彼女達の仲間どうしてはちょっと置いたをするお客様、と認識されている。
特徴は、手がモゾモゾと動く事だ。
そしてうつ伏せの状態でもボディタッチをしようと目論んでくることもある。
あちゃー、久々に当たり引いちゃったよ。
でも、手はモゾモゾしないしがまだ良い方かな。
扉の安全確認良し!
外の気配は、スッタフがいる。
そのまま、彼女は施術をしていった。
目障りな腰ピク攻撃に合いながらも無事右足も終了。
次は背中、背中の布を開き施術台に乗る。
背中は疲れている人が多いのでここで時間を稼げる、オイルを塗布しながら掌で凝っている場所を確認していく。
腰から上に流し肩甲骨から肩首を重点的にと思ったところで、またお客様からの指定が入った。
腰、お尻を重点的にそれもソフトタッチで。
。。。何をお求めでしょうか?
とは言わずに彼女は、
パードンッ?
とついお客様に聞いてしまった。