パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 5月22日 ネットカフェ

ワタルと共に案内されたスペースに入る。
完全個室、防音、鍵付き、ペアソファ。“いかにも”な部屋だった。


適当に選んでくる、と出て行ったワタルはすぐに戻ってきて、DVD数枚と烏龍茶2杯を手にしていた。

「何持ってきたの？」
と尋ねると、ワタルはグラスを置きながらDVDを見せてきた。


「全部、AVね…」
「好きなの選んでいいよ」
「どれでもいいよ、ワタルが好きなのにして」


半ば呆れてソファに座ると、ワタルはケタケタと笑いながら適当に1枚のDVDをセットした。


画面に映し出されたのは既に全裸の女性。ゆっくり背後から男性が近づき、身体に手を這わせた。
ワタルは黙って私の隣に座ると、グッと腰を引き寄せてきた。