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Sugar Box
第9章 マジックナイト・クリスマス
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イベントごとを家族で欠かしたことなどない。誕生日は、もちろんで年内のイベントごとは、全てやった。
家族みんなで楽しんだ。
恋人が出来たらもっと楽しくなる。それは、言うまでもなくて中学の時初めて付き合った彼女と過ごした夏祭りやクリスマス・バレンタイン楽しことだらけだった。
高校に入ると部活が忙しくなって楽しくなって〝恋人〟とかを作るどころじゃなかった。しかし一目惚れをした。しかも自分でも驚いたけど〝同姓〟に。
ただでさえハードル高そうだったのに他校の後輩ってものまで付属してて逢うのだけでも一苦労。
俺は、有り難いことに〝エース〟なんて言われて・・・毎日が忙しくって。アイツは、人付き合いが苦手とかでいつも淡々としてて俺だけが盛り上がってるって何度も思わされた。
現にいまもそう思っている。
淡泊なアイツは、俺を騒がしいと思っているのだろか。