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Sugar Box
第9章  マジックナイト・クリスマス
  


「ほらっ、おいで。」


 あっさりと抱き締められてしまった。


「俺が悪かった。見られたくないのにデリカシーなかったな。だから、もう泣くなよ・・・」


「じゃあ、キス・・・して。。。」


「っ!!?」


 彼の身体がビクッと跳ねた。


「いや、なの?」


「いやなもんかっ!!毎日でもしたいわっ!!」


「じゃあ、なんで・・・ビクついたの?」


「昨日から玲が甘えてくれて嬉しくってさ。でも、終わっちゃうかもって思ってたから・・・起きても可愛く甘えてくれて嬉しい。
 心臓止まりそうだよ・・・玲。」


「僕も・・・だけど。」


「ああぁ~~玲っ。ん・・・」


「ちょっ、ん゛っ・・・」


 唇が重なるのと同時に舌が入ってきた。


 〝魔法の効力は、続く〟・・・・・・??



 【 マジックナイト・クリスマス ━ 終 ━ 】


  
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