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Sugar Box
第17章 今夜も黒バラを君に。 *後*
「あははっ♪調子出て来たじゃないか。」
「はっ?」
「玲は、ツンデレが1番可愛い。あっ。でも・・・俺には、いつでもデレてくれていいから。」
「僕っ、真剣に悩んでたんですけど・・・」
「だったら慰めてやる。仕切り直そう。今度は、忘れないし目一杯甘やかす。」
「なに言って、番いませんからね!!」
「気に病めなくなるほど子だくさんにしてやろうな~」
「はああっ?馬鹿じゃないのっ!本当に馬鹿じゃ・・・・・・ン゛ッ?!!」
急に唇を奪われた。
「もう、喋るな。」
「ッ゛!!?」
「やっと、捕まえた。
(俺は、ずっと捕まってたってのに。今さら手綱を手放されてたまるかっ。)」
アルファの瞳で動きを制御してホテルへと戻る。その間中胸を殴られていたが可愛い抵抗にしか感じない。