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Sugar Box
第4章 ムーン・トリック
「れー・・・」
ザリッと舌が動くと人間のソレとは、違う感覚に襲われる。
「舌、痛い・・・・・・からっ、やめて。」
「ん・・・?舌?いつもと同じだろう?」
「違う。・・・痛い。」
感触がトゲトゲしているように感じる。
「あぁ・・・猫の舌は、ザラザラしてるから。」
「ちょっと、痛いって・・・」
「本当に? ちゅっ ちゅく チュ」
「んっ、・・・っはあ、ン。」
ザリザリする舌を絡ませたキスにビクビク身体が震える。それを彼が逃すハズない。
「玲っ、シたい。」
「ちょっと・・・この状況は、いいんですか?」
「深く考えても仕方ないだろう?この状況を楽しもうかなぁ~って。玲ちゃんも〝猫好き〟みたいだし・・・ちゅっ」
「ん・・・舌、やめ・・・・・・っ」
「なんで?気持ちいいだろう?」
抱きすくめられて舐め回される。