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大人女子の恋愛方程式
第9章 彼女の過去と俺の過去





あの、



達也さんに逢ったあの日から俺は由美さんに逢には行っていない。


由美さんと達也さんが・・・。



知り合いだった。


いや、多分あの感じだと



恋人だった。




夕飯を済ませ部屋でアイコスを吸っていると、部屋の扉がノックされた。


「はい・・・。」


俺が返事をすると、ゆっくりドアが開き顔を出してきたのは直樹。



直樹は顔だけこっちに見せ・・・。



「今ちょっと良いですか???」


・・・・・・。


「いいよ(笑)」



そう言うと直樹はコンビニの袋を下げて中に入ってきた。



「俺最近太っちゃった(笑)でも止められないんですよね~ッ」



(笑)



直樹も直之も・・・酒を辞めている。


為、



甘いものが食べたくて仕方ないらしく・・・・。



部屋に入ってくるなりコンビニの袋からシュークリームとポテトチップスを出し・・・。



俺等がこよなく愛するコーラ(笑)



「何パーティーだよ(笑)(笑)これッ!!!」



俺が笑うと直樹はシュークリームを俺に渡して来て・・・。



「兄貴寝ちゃって~・・・テレビ見てたらうるせーって怒られました(笑)」



(笑)(笑)



直樹と直之は同じ部屋。



俺だけ自分の部屋を与えられた。



感謝・・・その一言だ。



俺はシュークリームをパクッと食い・・・。



「美味いよな~・・最近のコンビニ(笑)(笑)」


本当に最近感心するくらい美味い(笑)



直樹ももしゃもしゃ食いながら・・・・。



「本当っすよね(笑)」



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