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大人女子の恋愛方程式
第9章 彼女の過去と俺の過去
直樹side
この前・・・。
達也さんがこの牧場に来た。
俺はそれが気になって仕方なかった。
ここに来て、毎日真面目に働いている。
ルールも守ってる。
もしかしたら、また違うもっと寂しい場所に行かされるのかなとか・・・・。
ここの生活は最近結構・・・楽しくなって・・・。
マツ婆ちゃんと過ごす日々は・・・。
自分の婆ちゃんを思い出す・・・そんな心穏やかになる時間だったり。
真也さんなら何か聞いてるんじゃないかって・・・不安でいても立っても居られなかった。
真也さんはシュークリームを食い終えると・・・。
アイコスを吸い・・・。
「何か話があったんじゃないのか???(笑)」
・・・・・・。
そう言ったんだ。
「あ・・・。」
真也さんも・・・かなり変わった。
俺もシュークリームの袋を捨て・・・・。
「あの・・・。この前達也さん来ていましたよね???・・・・あれって・・・。」
不安だった・・・。
凄く不安だった・・・。