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大人女子の恋愛方程式
第9章 彼女の過去と俺の過去
由美side
今日も定食屋の仕事を終え・・・。
店の裏で私は携帯片手に一服。
「うん・・・あ・・・。凛は??沖縄生活安定した???(笑)」
達也君と再会する少し前・・・。
凛にだけ一回電話をした私。
あの日からたまに凛と電話で話す・・・。
『はい(笑)・・・由美さん・・・また会えますか??ちゃんと話したくて・・・・。』
・・・・・(笑)
凛はきっと・・・。
自分のせいで私がこの場所に居るって・・・責任を感じているだろう・・・。
そういう子だ。
「凛・・・私は貴方が幸せならそれでいい(笑)淳君と仲良くしなさいよ??」
私がそう言うと・・・。
凛は電話の向こうで一回黙り・・・。
『淳と・・・夏中に富良野に行こうかなって話をしてたんです(笑)・・・お子さんにも会いたいし・・・。』
えっ?!
私はタバコを消しバックを持って駐車場の方へ行った・・・。
「そんな無理しないで・・・(笑)私は元気だし・・・うん・・・。ほらっ沖縄から北海道遠いしッ!!!(笑)」
南と北・・・。
かなり遠い・・・(笑)
私も逢いたいけど・・・。
でも・・・。