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大人女子の恋愛方程式
第9章 彼女の過去と俺の過去




駐車場に向かう手前で立ち止まり電話を続ける私・・・。



『ん・・・(笑)でも・・・ちゃんと話したくて・・・。』


・・・・・・。


あの・・・話???


「あ・・・あ~・・・あの話ならいいっ(笑)・・もう思い出したくないしッ・・・もう終わった事だからッ!!」



そう言うしかない。



今更それを・・・話しても・・・。



でも凛と淳君からしたら・・・巻き込んだって罪悪感があるのだろう。



それも分かってる。



でも元々は・・・私と翔太がッていう事もあったし・・・。



まさか淳君と翔太が繋がっていたなんて・・・思っていなかったし・・・。



凛のお兄さんが翔太さんと一緒に居るとも思わなかった・・・。




『由美さん・・・あの・・・。』



「いいの~・・・あの日の事は・・・私もなるべく思い出したくないし・・うん・・・。」



『でも由美さん・・・』



「いい、・・・大丈夫(笑)・・・2人もあの事は忘れて・・・うん・・・・」



そんな事できないって分かってる。



グッと拳を握って・・・。



そう言うしか無くて・・・。



『あの・・由美さ・・・』



「もう止めてッ・・あの日私がレイプされたって・・・その話をまたするっていうのッ???」





つい・・・。



言ってしまった・・・・。




凛は・・・。



いや、・・・凛も被害者なのに・・・・。




私の大事な・・・。



妹分なのに・・・。








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