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大人女子の恋愛方程式
第9章 彼女の過去と俺の過去
真也side
・・・・・・。
夕方、定食屋の前を通ったら由美さんの車が止まっているのを見て・・・。
俺はちょっと顔を見ようかって思って車を止めた。
すると店の脇から由美さんの声が聞こえ・・・。
多分誰かと電話で話しているんだろう・・・。
盗み聞きをする気は・・・なかった。
ただ、・・・たった一言・・・。
由美さんは・・・。
少し大きい声で言ったんだ・・・。
『私がレイプされた事を・・・・』
と・・・・。
体が凍り付いた。
動けなくなった・・・。
由美さんがレイプされた???
・・・・・・・。
俺は動けなくなった脚を引きづって・・・自分の車の方に何とか行き・・・ドアを開けた。
すると電話を終えた由美さんが定食屋の脇から顔を出しこっちを見たんだ・・・。
・・・・・・。
「真也君・・・・・」
俺を見てそう言った・・・。
由美さんが・・・。
レイプされた?
由美さんは電話を終いながら俺の方まで来て・・・・。
「真也君・・・いつからそこに?」
・・・・・・。
手が震えた。
ごめん・・・俺・・・・。
「あ、・・・今(笑)・・・顔だけ見ようと思って・・・でももう仕事終わりだよね???」
由美さんは俺をジッと見て・・・・。
「・・・・聞いてた???・・・・」