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第12章 昔の仲間

あの日から・・・。



真也君は・・・。



店には来なくなった。



私のあの話を聞いてから・・・。



きっと引いたのだろう。








いつもの様に車に乗って、最近は達也君が進めてくれたアイコスに切り替えた私。



アイコスを吸いながら定食屋に向かう。



いつもわざわざ止まって手を振っていた牧場入り口には・・・。



やっぱり真也君はいない。




そのまま通りすがり・・・交差点を曲がろうとしたとき・・・・。




２人の男性が手を上げてきた。




？？？？？？



見ない顔だな。



観光客かな？？？？




私はいったん停車をし窓を開けると・・・。




その男の人達は私の方に近づいてきて・・・・。




「すいません・・・この辺に○○牧場ッてありますか？？」



・・・・・・。



それは真也君が居る牧場だ。



私は後ろを指さし・・・。



「この道を真っすぐ行った向かって右側にありますよ・・・。」




そう言うと二人はニコッと笑って・・・。




「ありがとう(笑)」




・・・・・・・。