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大人女子の恋愛方程式
第2章 雪解けの時期の変化
達也side
「北海道?」
俺は新宿の街中にあるカフェでそう言った。
祐司さんは1枚の紙を俺に差し出して来てアイコスを吸いながら・・・・。
「うちの調査チームの方で調べた結果、由美さんのお母様が昔北海道で暮らしていたようで・・・その馴染みがある土地に家族で引っ越したようだ。」
北海道・・・・・。
その紙には北海道の富良野市の住所が書かれている。
富良野・・・って・・・あの・・・・。
北の国からの舞台の富良野ッ???
俺が顔を上げて祐司さんを見ると・・・・。
「まぁ、・・・余談だが・・・。」
??????
「うちのOBが営むうちの修行場の最後の砦の牧場も富良野にある・・・・。」
???????
「今そこで、・・・真也と直樹が働いている・・・・。」
真也と・・・直樹?
「湊の彼女への暴行と・・・仁の彼女への詐欺と暴行・・・。」
・・・・・・・。
「牧場から毎週来る報告書では、あいつ等の働きっぷりは・・・至って真面目だし特に問題はないと言うが・・・・もし富良野に行くならお前も用心しろよ?」
真也が・・・。
真面目に牧場ッ????