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大人女子の恋愛方程式
第2章 雪解けの時期の変化
真也side
「真也~ッ・・・アンタ夏になったら~また上富良野の方に手伝いに行ってくれるかい???」
俺等の教育指導係の・・・御年85・・・位の????(笑)
マツさん(笑)
マツさんは腰を曲げながら俺の前に来て言った。
俺は持っていたスコップを置き汗を拭いた。
「もうそんな時期ですか・・・(笑)1年が早いな~・・もちろん手伝いに行きますよッ!!」
俺がそう言うとマツさんは笑って・・・。
「直樹と直之もお願いしようかと思ってね~・・・ラベンダーの方が人手が足りないって昨日連絡を貰ったんだ(笑)3人若いから助かるわ~・・・・」
マツさんはそう言って母屋の方に歩いて行く・・・。
北海道は・・・少し春っぽくなってきた。
モ~ッ!!!!!!・・・と、・・・最近はこの牛たちの鳴き声が無いと落ち着かない位・・・・。
俺はこっちの生活に馴染んできている。
え???
アンタ嘘でしょッ???
って思うでしょ???
でもね~・・・。
俺こっちに来てから一回も・・・。
女抱いてない(笑)
それよりこの仕事が大変で・・・生き物を相手にしていると昼夜関係ない。
俺のすぐ横で必死で母ちゃんの乳を飲む・・まだ産まれたばかりの子牛・・・。
コイツが産まれた時は~・・徹夜だった!!!
でも・・・。
ちょっと感動したんだ・・・・。