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大人女子の恋愛方程式
第12章 昔の仲間
栄治side
中には何人か地元の人っぽいお客が居た。
(笑)
俺等は作業着を着たオジサンの直ぐ隣に腰掛け・・・。
綺麗な店員さんがお茶を持ってきてくれるのを待ちながらメニューを見た。
オジサンは俺等を見て・・・。
「観光かい???(笑)」
・・・・・・(笑)
「はい、・・・夏に来たんですが凄く良い所だなって思ってもう少しいようかと・・・・。」
陽がそう言うと・・・・。
オジサンは俺等をジッと見て・・・。
「夏から????」
・・・・・・・。
俺は陽を抑え・・・。
「あ、いやいや・・・夏はずっと札幌に居てね(笑)・・・富良野も良い所だって言うから雪が降りだす前に来てみようと思って・・・・。」
俺がそう言うとオジサンは眼鏡の下から俺等をジッと見つめ・・・。
「来月になれば雪も降りだす・・・(笑)・・・今の内よ・・・観光なら・・・。」
・・・・・・。