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大人女子の恋愛方程式
第17章 真冬の温もり
翌日
明は元気に私が作ったお弁当を持ってスキー教室に行ってしまった・・・。
はぁあ~・・・・なんか寂しい。
親バカだとは思うけど・・・(笑)
初めて明が自分の元から離れて宿泊。
私はいつまでも明の後姿を見つめていた・・・・。
「ほーーーら!!!(笑)私も出掛けるわよ~ッ」
お母さんが私と達也君の後ろでそう言った。
?????
私と達也君は振り返って・・・。
「何処にッ????」
二人同時に言うと・・・・。
お母さんはニンマリと笑って・・・。
「せっかくの2人の時間ッ!!!(笑)有意義に使いなさいよ~????」
そう言って軽い足取りで家の中へ入って行った母を私と達也君は口をポカンと開けたまま見つめ・・・・。
2人で顔を見合わせ・・・。
「えっ?!」
また同時にそう言ってお母さんを追いかけた。
お母さんは奥の自分の部屋に行き・・・。
大きなバックを持ってまた直ぐに出てくると・・・・。
「私ッ!!大雪山の方の温泉に行ってくるから!!(笑)」
はっ?!
お母さんはニンマリ笑って私を下から見つめ・・・・。
「由美~???・・・有意義に使いなさいよ???(笑)」
はっ?!
「感謝してよねぇ~????(笑)」
ッて言いながら達也君の胸を突っつくお母さんッ・・・。