この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
大人女子の恋愛方程式
第17章 真冬の温もり
一体どこに行くんだろう・・・・。
私は運転する達也君の横顔をジッと見つめた。
すると達也君はニカッと笑って・・・。
ムギュッと私の顔を掴み・・・。
「何その顔(笑)」
えっ?!(笑)
「だっ・・・だって、・・・何処行くのかなって・・・・」
私が言うと達也君は笑って・・・・。
「最初、この前淳さん達が泊まったホテルにしようかと思ったんだけど~・・・(笑)あまりにも近すぎるかなって思って~・・・・。」
あ・・・。
富良野の・・・あの高級ホテル。
「だから十勝の温泉にした(笑)・・・由美と温泉なんて行った事ないだろ???」
・・・・・・。
私は前を向き・・・。
アイコスを吸いながら・・・。
「だ・・・、だって前は・・・そんな付き合ってるとかそんな仲じゃなかったじゃない???」
今は・・・よく分からないけど・・・。
前は・・・。
きっと完全に・・・。
セフレだったはず。