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大人女子の恋愛方程式
第18章 真冬の温もり2
貴方は歩み寄ってくれたのに・・・私は逃げた。
あんな事があって、私は怖かったの。
あの時貴方の傍に居たかったけど・・・。
貴方に甘えたかったけど・・・・。
私はギュッとまた強く抱きつき・・・。
「私・・・貴方が好きだったから・・・・。」
達也君の事が好きだったから・・・・。
こんな私・・・あんな私・・・。
見られたくなかった姿を一番好きな貴方に見られて・・・・。
「俺は・・・あの時・・・・」
胸がギュッと痛くなる。
思い出したくないあの事。
「あの時・・・俺はね・・・。」
達也君・・・・。
「死ぬほど・・・後悔したよ・・・・。」
・・・・・・・。
私は達也君に抱きついていた手を一回緩め・・・達也君の顔を見た。
達也君は笑って・・・・。
「何でもっと早く・・・・。」
・・・・・・・。
「沖縄に連れて行こうって・・・一緒に暮らそうって言わなかったんだ・・・俺って・・・凄い後悔した。」
・・・・・・達也君・・・・・・。
達也君は濡れた手で私の髪を撫で・・・耳に掛けてくれた・・・。
「由美・・・???沖縄じゃなくても良い・・・。」
・・・・・・//////////
「由美が好きな場所で・・・明が住みたい場所で・・・・。」
・・・・・////////
「お母さんと俺と・・・・」
達也君・・・////////
「家族になろう???」
・・・・・・・ッ///////////